カボチャ空中栽培・立体栽培 2025年版 棚は園芸支柱で自作できます

カボチャ空中栽培 園芸支柱で棚自作 ブラックのジョー グラッセ

 

カボチャの苗の植え付けは4月を予定していますが、
2~3月のうちに、空中栽培の棚を準備しておきます。
棚は手持ちの園芸支柱とクロスバンドで作ることができます。

カボチャの空中栽培とは?

ツルは地面ではなく棚の上に茂ります。
空中栽培は、ツルを地面に這わせるのではなく、棚の上にツルを伸ばします。
前シーズンの様子です。
空飛ぶカボチャ空中栽培 実がたくさん浮かんでいます

カボチャの実は、棚の上に伸びたツルからぶら下がります。
空中栽培すると、風通しが良いので、害虫や病気を低減することができます。
空飛ぶカボチャ空中栽培 収穫間近 うどん粉病発生

 

空中栽培の棚サイズ

棚のサイズを決めます

今シーズンに空中栽培の棚を設置する場所です。
畝のサイズは、レンガ位置のように、1m x 3m x 2畝 です。畝間は0.5mです。
ここに設置する棚の大きさは、高さ1.4m、幅(間口)2m、奥行3m です。
高すぎると横揺れが大きくなるので1.4m位が良いでしょう。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

 

棚の資材を準備します

資材は、菜園などで使用している手持ちを流用します。
 ■園芸支柱
 ■クロスバンド
 ■ツルものネット
園芸支柱は直径(太さ)16mm、長さは2.1mm・1.8m・1.5mを組み合わせます。

 

空中栽培の棚の位置決め

設置場所に目印を付けます

ここに棚を設置します。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

棚を設置する場所に、水糸を張って4隅を決めます。
棚の四隅となる位置に園芸支柱を立てました。
奥行方向は3m、左右方向は2mです。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

これは前シーズンの棚の場所です。今シーズンは棚設置場所を変えています。
連作障害を防ぐために、毎年ローテーションして栽培しています。
空飛ぶカボチャ空中栽培 園芸支柱で棚自作

 

縦方向の園芸支柱

園芸支柱を地面に刺していきます。
2.1mの園芸支柱を深さ約0.4mまで刺します。横方向4本 x 奥行方向6本 計24本を刺していきます。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

4本 x 6本 = 計24本が立っています。
全ての園芸支柱が真っすぐ(地面に対して直角に)綺麗に刺さっていますよね。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

 

園芸支柱を地面に対して真っすぐに刺すための工具

園芸支柱を地面に突き刺すための工具が色々販売されています。
例えば『支柱ヌキサシ君』『ラクラク支柱ヘルパー』などです。

支柱ヌキサシ君
園芸支柱ヌキサシ抜差し ラクラク支柱ヘルパー
便利な工具なのですが、地面に真っすぐ(鉛直に)刺すのが極めて困難です。
土壌が固い場だと、園芸支柱が潰れたり折れ曲がったりします。

綺麗な柵を作るためのポイントは、園芸支柱を真っすぐに刺す事です。

そのためには、二つの工具を準備しましょう。
『園芸支柱の穴掘り器』と『キューブ型の水準器』です。

『園芸支柱の穴掘り器』に『キューブ型の水準器』を取り付けます。
空飛ぶカボチャ空中栽培 園芸支柱で棚自作

水準器の気泡を見ながら、ドリルの様にぐるぐる回して真っすぐに刺していきます。
『園芸支柱の穴掘り器』を抜くと、直径16mmの真っすぐな(鉛直の)穴ができます。
穴が開いているので、園芸支柱を破損させる事が無く、わずかな力で刺す事ができます。
空飛ぶカボチャ空中栽培 園芸支柱で棚自作

工具を使うと、簡単に綺麗に立てることができます。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

 

水平方向の園芸支柱

奥行き方向には、1800mmと1500mmの園芸支柱を使用します。
積水樹脂(株)の『継ぎっこ』で連結すると3300mmの綺麗な1本モノになりますよ。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

横方向は、2100mmの園芸支柱をそのまま水平方向に使用します。
前シーズンはツルがかなり茂ったので、横方向の本数を増やしています。
横方向の揺れを低減するために、斜めに支柱を追加しています。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

 

空中栽培の棚が完成

園芸支柱の組み立てが終わりました。
棚の高さ 1.4m、左右(間口) 2mです。奥行き 3mです。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

検測ロッド

ツルものネット張り

ツルを這わせるためのネットは、3.6m x 3.6m  10cm網目 1枚です。
ネット張りは、3月下旬~4月上旬を予定します。

参考までに、前シーズンに空中栽培の棚を作った時に、ネットを張った状態です。空飛ぶカボチャ空中栽培 園芸支柱で棚自作

栽培予定の品種

今シーズンは、2品種を栽培予定です。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

空中栽培の棚でタネ袋を撮影です。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

一つ目の品種は、ブラックのジョー(サカタのタネ)です。
家庭菜園では人気の品種のようです。種は一袋にわずか6粒しか入っていないので割高なのが難点です。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

二つ目の品種は、グラッセ(タキイ種苗)です。
一袋に9粒入っていて、前シーズンの使い残りが4粒あったので、これを使用します。
有効期限が2024/10なので有効期限切れですが、個人的な意見としては、カボチャの種は数年は大丈夫です。
このグラッセを食べた友人の誰もが食味が良いとの声もあり、自己責任で残り種を使用して栽培します。
カボチャ空中栽培 グラッセ ブラックのジョー

 

今後の予定

4月後半に苗を定植するので、その1か月前の3月後半に種まきします。
しかし、まだ寒い時期なので路地で発芽しないので、温室+加温で発芽させて育苗します。

 

 

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以上、『カボチャ空中栽培・立体栽培 2025年版 棚は園芸支柱で自作できます』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。