さとっちゃん菜園です。
加温して芽出ししたサトイモの親芋を種芋として植付します。
サトイモの親芋 加温して芽出し
芽出しを促進するために加温します。
加温するために準備する資材は次の2つです。
- マットヒーター 長方形
長方形の園芸用ヒーターです - デジタル温度コントローラ
マットヒーターの温度を自動調整します
適当な箱にマットヒーターを置きます。
サトイモの親芋を入れて加温開始です。
温度設定は、26~27℃でコントロールします。
必ず温度コントローラを併用してくださいね。
温度コントローラ無しだと、高温になって芋が死にます。
土は使用しません。水やりはしません。
この状態を7日間続けます。待つだけです。
7日間経過すると、芽が4~5cm伸びています。
これをさとっちゃん菜園に定植します。
芽出し後の親芋
13個の親芋を芽出しして、そのうちの6個を定植します。
質量を測ってみます。親芋#1号です。620gです。
通常使用する種芋の10倍位です。
親芋#2号です。615gです。
親芋#3号です。652gです。
親芋#4号です。627gです。
親芋#5号です。631gです。
親芋#6号です。443gです。
芽の長さを計測してみましょう。
芽の長さは5cmあります。
定植する畝を作ります
植え付けする畝は、幅1m・長さ3.5mです。
親芋を植える穴を掘ります。
大きい種芋なので、株間は広めの0.6mにしています。
ピンが刺さっている箇所に植付します。
ピンがあるので、植え付け位置が解かり易いです。
株間には、有機化成肥料を一握り入れています。
親芋を定植します
芽出しした親芋を準備します。
親芋を溝に配置します。
芽の先端ではなく芋の上部が8cm位を埋める感じの深さに調整します。
株間0.6mで6個の親芋を配置しました。
土を被せます。
土を被せ終えました。
ピンの位置に親芋が埋まっています。
地温を上昇させるために、透明マルチを張ります。
これで植付は完了です。
芽が伸び始めました
親芋を植付してわずか19日で、芽が地表に出てきました。
芽が伸びてきたので、透明マルチに穴を空けます。
芽の状態確認です。
親芋#1号です。目印のピン位置から芽が伸びだしています。
親芋#2号です。目印のピン位置の芽に加え、脇からもう1本から芽が伸びだしています。
親芋#3号です。目印のピン位置の芽に加え、脇から2本、マルチの端から1本の芽が伸びだしています。
親芋#4号です。目印のピン位置から芽が伸びだしています。
親芋#5号です。目印のピン位置から芽が伸びだしています。
親芋#6号です。目印のピン位置から芽が伸びだしています。
芽出し植付の効果まとめ
芽出しして種芋を植付けした効果をまとめてみます。
芽出しの手間が掛かるのがデメリットですが、メリットの方が大きいです。
植付しなかった予備の親芋
芽出しの失敗や不良を考慮して、植付必要数に加えて、予備も準備していました。
しかし、結果として、予備は不要でしたので、植付せずに、しばらく保管していました。
植付した親芋と同一日数が経過しています。
加温を終了した時点では、芽の長さは4~5cmでしたが、箱に入れて保管している間に10cmに伸びていました。
芽の付け根は4cmあり、芋の大きさは10cm超なので、生育のパワー(馬力)がありそうです。
今後の予定
しばらくの間は、このままの状態を続けます。
6月に入ったら、透明マルチを外して、土寄せの作業が始まります。
以上、『サトイモの親芋を加温 芽出し後に種芋として定植』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。