さとっちゃん菜園です。
サトイモの親芋を種芋にすると、凄いスピードで生育していきますよ。
もくじ
サトイモの親芋を加温して芽出し
定植前に、芽出しをします。
加温を7日間続けると、芽が4~5cm伸びてきます。
芽出しの具体的な方法は、以下の記事で詳細に説明しています。
親芋を定植します
親芋を定植します。
芽の先端ではなく芋の上部が8cm位を埋める感じの深さに調整します。
親芋は質量が600g前後なので、市販の種芋の10倍程になります。
かなり大きく生育する事を想定して、広めの株間0.6mで6個の親芋を配置しています。
土を被せます。
ピンの位置に親芋が埋まっています。
地温を上昇させるために、透明マルチを張って、植付は完了です。
市販の種芋ならば、こんな発芽
市販の種芋の発芽
ホームセンターなどで購入した種芋の発芽です。
種芋の質量は60g前後で一般的な大きさです。発芽したら、こうなります。
大体、こんな感じで、弱々しく生育が始まります。
親芋を種芋にしたときの発芽
600g前後の親芋1個を種芋にして発芽した状態です。
凄く太い茎の芽が2本出ています。
市販の種芋・親芋を種芋 発芽比較
上記の写真を比較すると、違いは明らかです。
- 発芽した茎の太さが違う 市販:1.5cm 親芋:3~4cm
- 葉っぱの大きさが、市販対比で2倍以上になっている
- 1個の芋から、複数の芽が出てくる
親芋を種芋にすると、初期成育がパワフルです。
とにかく、大きな親芋は、発芽のパワー(馬力)が半端ないです。
親芋を種芋にしたときの生育の様子
親芋#1号~#6号 全景
親芋を定植して、55日が経過した6月1日の状態です。
6個の種芋を植え付けています。周囲の畔の緑は、クローバーです。白い花が咲いています。
参考までに、前シーズンに市販の種芋を植え付けたときの様子です。
問題無い生育状況ですが、親芋の生育と比べてみると、勢いが無いです。
親芋#1号の生育
親芋#1号です。定植して55日です。葉っぱの大きさは40cmを超えています。
太い茎や小さな茎があります。芽の数が多いです。
混み合っているので、小さな芽は切り取りました。
親芋#2号の生育
親芋#2号です。定植して55日です。葉っぱの大きさは50cmを超えています。
太い茎が2本、小さな茎もあります。
生育が遅い小さな芽は切り取りました。
親芋#3号の生育
親芋#3号です。定植して55日です。葉っぱの大きさは60cmを超えています。
太い茎や小さな茎があります。芽の数が多いです。
混み合っているので、小さな芽は切り取りました。
親芋#4号の生育
親芋#4号です。定植して55日です。葉っぱの大きさは50cmを超えています。
太い茎が数本があります。
親芋#5号の生育
親芋#5号です。定植して55日です。葉っぱの大きさは40cmを超えています。
太い茎が数本あります。
親芋#6号の生育
親芋#6号です。定植して55日です。葉っぱの大きさは50cmを超えています。
太い茎が1本、小さな茎が1本あります。茎の太さは5cmを超えています。
生育が遅い小さな芽は切り取りました。
今後の予定
6月中旬までには、透明マルチを外して、土寄せ作業を予定しています。
以上、『サトイモの育て方 親芋を種芋にすると生育スピードが凄い』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。