さとっちゃん菜園です。
サトイモの親芋は捨てたりせずに、種芋にして植えましょう。
サトイモの親芋を加温して芽出し
定植前に、芽出しをします。
加温を7日間続けると、芽が4~5cm伸びてきます。
芽出しの具体的な方法は、以下の記事で詳細に説明しています。
親芋を種芋として定植
前シーズン(前年)の親芋を種芋として、定植します。
芽の先端ではなく芋の上部が8cm位を埋める感じの深さに調整します。
芽出しを行ってから定植すると、地表に芽が出てくるのが早まります。
親芋は質量が600g前後なので、市販の種芋の10倍程になります。
かなり大きく生育する事を想定して、広めの株間0.6mで6個の親芋を配置しています。
土を被せます。
地温を上昇させるために、透明マルチを張って、植付は4月4日に完了です。
6月1日です。かなり葉っぱが出ています。
7月4日です。土寄せを終えています。
土壌乾燥防止のために、ビニール製の『ワラの代わり』を畝に被せています。
収穫時期になりました
11月8日です。
6株を植えており、葉っぱはすっかり枯れてしまいました。
5株目の収穫
番号札#1~4の4株は既に堀り上げを終えています。
今回は、最後の番号札#5,#6を堀り上げます。
番号札#5のサトイモを少し掘りました。直径40cm位の円形にイモが拡がっています。
親芋1個を植えたら、このようにイモが付いています。
全てのイモをばらしてみます。
親芋1個を植えた収穫結果は、大体70個位の大収穫になっています。
収穫したイモの中には、次シーズンに種芋として植え付けできる親芋が5個あります。
6株目の収穫
6株植えており、最後の6個目の番号札#6を堀り上げます。
番号札#6のサトイモの土を少し掘りました。これも直径40cm位の円形にイモが拡がっています。
親芋1個を植えたら、このようにイモが付いています。
全てのイモをばらしてみます。
親芋1個からの収穫結果は、大体60個位の大収穫になっています。
収穫したイモの中には、次シーズンに種芋として植え付けできる大型の親芋が1個あります。これは次シーズンの種芋にできます。
親芋を種芋にしたときの収穫結果
今回収穫した2株の収穫個数は以下の通りです。
番号札#5の株 約70個
番号札#6の株 約60個
親芋を種芋にして植え付けたほうが、個数は圧倒的に多いです。
ホームセンターなどで購入した種芋の質量は60g前後です。
このような種芋では、ここまでの収穫個数は望めません。
今シーズンに植えた種芋は前シーズンの親芋です。
1個で600g前後だったので、収穫個数が増えたと思われます。
収穫個数は増えるものの、収穫サイズにばらつきが出やすいようなので、家庭菜園ならば大歓迎ですが、商業ベースでは不便かと思われます。
まとめ
親芋を種芋にして植えると、収穫個数が飛躍的に増大します。
今シーズンに収穫した親芋は次シーズンまで保管して、種芋として使いましょう。
そうすれば、種芋を春先に購入する必要はありません。
以上、『サトイモの親芋を種芋にすると大収穫できます』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。