さとっちゃん菜園です。
サトイモの芽出しを確実に実現する方法です。
冬越ししたサトイモの親芋
サトイモの種芋として親芋を使用します。
冬の間、新聞紙で包んで段ボール箱に入れて室内保管していました。
新聞紙を外すと、傷みなく保管成功です。
保管中は段ボール箱の底に、肥料などの空袋を敷いています。
親芋の様子
保管していた全部の親芋です。
質量を示す緑テープを貼っています。
一番重い親芋は871gです。ホームセンターなど購入する種芋の15倍です。
一番軽い親芋は588gです。ホームセンターなど購入する種芋の10倍です。
通常の種芋は、50g~70gの左から2番目と3番目です。
今シーズンに種芋にする親芋は左端です。大きさが違いすぎますね。
芽出しするため加温資材を準備
芽出しを促進するために加温します。
加温するための資材一式です。
段ボール箱、マットヒーター、デジタル温度コントローラー、室内外温度計です。
加温するための必須となる資材は次の2つです。
- マットヒーター 長方形
長方形の園芸用ヒーターです - デジタル温度コントローラ
マットヒーターの温度を自動調整します
マットヒーターです。
デジタル温度コントローラーです。
最低温度設定を下回るとヒーターON、最高温度を超えるとヒーターOFFにできます。
室内外温度計も有ると便利です。
これらの資材は、カボチャとズッキーニを3月に種まきするため加温にも使用しています。
サトイモ芽出し方法
適当な大きさの段ボール箱を用意して、中にマットヒーターを敷きます。
底面には熱が逃げるのを防止するために、プチプチなどを断熱材にします。
マットヒーターの上に新聞紙または肥料などの空袋を敷いて、熱がゆっくり伝わるようにします。マットヒーターの汚れ防止の効果もあります。
デジタル温度コントローラーの温度センサーは、サトイモのすぐ下に置いておくと、サトイモ自体の温度によるコントロールができます。
温度コントローラーは何年も使用しているので、温度センサー表面が錆びてしまいました。
センサーをラップなどで保護しておけば劣化を防止できます。
段ボール箱を閉じる前に、上面に新聞紙などを被せて、箱の内部の熱が逃げないにしておきます。
段ボール箱の蓋を閉じます。
テープで密閉すると、芋から出てくる水分で蒸れるので、閉じるだけで十分です。
温度コントローラ設定は、最低温度28℃、最高温度30℃にしています。
芽が出てくるのを待ちます
芽出し加温を開始すれば、なんと数日で芽が出始めます。
芽がどれくらい出ているかを毎日チェックしましょう。
今後の予定
芽出しが終われば、サトイモの親芋を植え付けします。
以上、『サトイモの失敗しない芽出し方法 加温すれば確実に芽が出ます』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。