サトイモは芽出ししてから植え付けしましょう。
種芋として保管していたサトイモの親芋
サトイモの種芋として親芋を使用します。親芋を使うと収穫量が凄い事になります。

いくつかは、イモの下側(芽が出る側とは反対側)が傷んでいたので、傷んでいる部分を切り落として、切り口は草木灰を塗って、乾燥促進と腐敗防止しています。
左側の4個の下部を切り落としています。
芽出しするため加温資材を準備
芽出しを促進するための加温資材を準備します。
マットヒーターと温度コントローラーは必須です。
- マットヒーター 長方形
長方形の園芸用ヒーターです - デジタル温度コントローラ
マットヒーターの温度を自動調整します
マットヒーターです。
デジタル温度コントローラーです。
最低温度設定を下回るとヒーターON、最高温度を超えるとヒーターOFFにできます。
これらの資材は、カボチャとズッキーニを3月に種まきするときの加温にも使用しています。
サトイモ芽出し方法
適当な大きさの段ボール箱を用意して、中にマットヒーターを敷きます。
底面には熱が逃げるのを防止するために、プチプチなどを断熱材にします。
マットヒーターの上には肥料などの空袋を敷いて、熱がゆっくり伝わるようにします。マットヒーターの汚れ防止の効果もあります。
デジタル温度コントローラーの温度センサーは、サトイモのすぐ下に置きます。
サトイモの芽が出てくるまでは、向きは気にせずに適当にいれておきます。
新聞紙を被せて、熱が逃げるのを防止すると同時に乾燥防止します。
通電します。
蓋を閉めて保管します。
温度コントローラは、下限28℃、上限30℃に設定します。
この設定だと29℃~30.0℃を保ちます。
芽が出てくるのをひたすら待ちます
箱の中の様子を毎日確認します。
芽出し加温を開始すれば、数日で芽が出始めます。
芽が出ています
4月6日(1日目とします)に加温を開始して、7日目の様子です。
白い芽が見えます。
芽が伸び始めたら、サトイモを上向きにしておきます。
理由は、芽を真っすぐ真上に伸ばすためです。
今後の予定
まだ芽が短いので、加温を継続します。
以上、『サトイモの芽出しはマットヒーターで加温します』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。