さとっちゃん菜園です。
今シーズンのサツマイモ栽培は『紅はるか』です。
植付けから収穫までの記録です。
畝は盛り土して黒マルチを設置
4月末から5月にかけてサツマイモの苗(ツル)を植え付けします。
南関東地域では、この頃からホームセンターなどで苗(ツル)の販売が始まります。
サツマイモ栽培では、畝の盛り土は必須です。20cm~30cmの高さが有ればいいので、高さ30cmにしています。
畝の盛土の底辺幅は80cmにしているので、やや大きめの畝になっています。
畝の長さは3.3m x2列です。
さとっちゃん菜園では黒マルチは使用します。黒マルチの要否は諸説あります。
黒マルチが有ると土壌温度が上がり易く、植え付け直後の活着や初期成育が良いようです。
黒マルチに切り込みを入れて、30cm間隔で植え付けします。水平植えで4節を埋めます。
十分に水をかけておきます。
苗の周りの黒マルチには、土を被せておきます。
土を被せておくと、しんなりした状態の葉っぱが黒マルチに触れて焼けることはありません。
数日して活着したら葉っぱが立ち上がるので、土は払い落としましょう。
以上で植付けは終了し、10月頃まで収穫待ちです。
収穫まで生育を見守ります
植え付け後は9月~10月頃まで収穫待ちです。大体140~150日くらいです。
植付け後7日経過です。活着して、葉っぱが立ち上がっています。
この状態なら葉っぱが黒マルチに触れないので、土は払い落として大丈夫です。
黒マルチの上に載っている土のおかげで、葉っぱは1枚も焼けて枯れていません。
5月26日です。葉っぱの枚数が増えています。
7月3日です。茂って畝が見えなくなっています。
以降は必要ならばツル返しを行いますが、結果、ツル返しは必要ありませんでした。
白っぽいホオヅキカメムシがツルの先端付近に発生したら、適切な薬剤を散布します。
紅はるか 収穫です
苗を植付してから、大体140~150日経過した10月前半の晴天が続く日に収穫です。
中央のアゼ道が見えるようにします。
左右の畝のツルを株元付近から切り取ります。
切り取ったツルを撤去します。
黒マルチを剥がします。
株元を見てみます。元気に生育しているので収量が期待できそうです。
左右10株の計20株を掘り上げました。
期待以上の収穫です。
紅はるかの収穫量 結果
紅はるかの苗(ツル)を30cm間隔で、10株/畝で2畝の計20株を植えました。
収穫量は、78個で37Kgになりました。
平均では、1.85Kg/株、474g/個になります。
2021年に栽培した時の紅はるかは24株で30Kg、20株換算で25Kgなので、37Kg/25Kg≒1.5倍となり、今シーズンの収穫量が大きく増加しました。
収穫量の評価・考察
過去に栽培した、同一栽培面積(2畝 3.3m x2)での比較です。
■安納芋 19.0Kg
■シルクスイート 48.2Kg
■紅あずま 60Kg
■紅はるか 25Kg (2021年 20株換算 ) 37Kg(2023年)
安納芋は、サイズ小さめ・収穫量少ないです。
シルクスイートは、サイズ大きめ・収穫量は多いです。
結果をまとめると、同一面積当たりで比較して次の様になります。
サツマイモ栽培のまとめ
品種毎に、収穫量や大きさが変わります。
ねっとり系で安定した収穫量を目指すならば、シルクスイート・紅はるか をお勧めします。
ほくほく系ならば、紅あずまの収穫量が一番です。
収穫後1か月の熟成期間が経過すると『ねっとりで甘い焼き芋』が楽しめます。
以上、『紅はるか サツマイモ栽培 植付けから収穫まで』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。