サツマイモ栽培 紅はるか 植付けから収穫まで

紅はるか サツマイモ栽培と収穫

さとっちゃん菜園では、毎年、サツマイモ栽培しています。
今シーズンのサツマイモ栽培は『紅はるか』です。
植付けから収穫までの約6か月間の記録です。

紅はるか 4月末 ツルを購入します

埼玉県の南西部辺りでは4月末から5月にかけてサツマイモの苗(ツル)を植え付けします。
この頃からホームセンターなどで苗(ツル)の販売が始まります。ツルの入荷日が天候で変わる
ようなので、入荷しているかを頻繁に確認に行きます。今シーズンは4月27日にツルを購入しました。

植え付け前に、バケツに水を張って水揚げしておきます。

植え付ける畝(ウネ)を作ります

サツマイモ栽培では、畝の盛り土は必須です。20cm~30cmの高さが有ればいいので、ここでは高さ30cmにしています。
畝の盛土の底辺幅は80cmにしているので、やや大きめの畝になっています。
畝の長さは3m x2列です。

植え付けするのに、黒マルチの要否は諸説ありますが、さとっちゃん菜園では黒マルチが有ると土壌温度が上がり易く、植え付け直後の活着や初期成育が良いです。

畝の周囲の緑は、クローバーです。サツマイモが茂ると日陰になって枯れます。

4月末 ツルを定植します

黒マルチに30cm間隔で植え付けする場所に印を付けます。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

2つの畝に、30cm間隔で目印となる白い棒を立てました。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

白い目印の場所に、ツルを水平植えで4節程度を埋めます。
その後、たっぷりと水をかけてます。水をかけると、土が流れて植え付けたツルが露出する事があるので、ツルの上に再び土を被せて露出しないようにします紅はるか サツマイモ栽培と収穫

この状態だと、日中の日差しで黒マルチが高温になって葉っぱや先端の芽が焼けてしまいます。
焼け防止の方法は簡単です。苗の周りの黒マルチ土を被せておくだけです
土を被せる事によって、葉っぱと黒マルチが直接接触する事を防止できます。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

全てのツルに焼け防止する土を被せました。
以上で定植は完了です。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

 

定植後、数日で活着します

定植したら、活着する(根が出る)までは毎日水やりします。
ツルには根が無いので数日間は葉っぱがしんなりしたり、枯れたりします。
しかし、3~6日で葉っぱや先端の芽がシャキッと立ち上がって、活着したことが分かります。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

全てのツルが活着しています。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫
もしも、うまく活着せずに枯れてしまったツルが有っても心配ありません。
なんとタダで復活する方法があります。

6月の様子

6月16日の様子です。
ツルを植え付けしてから約1.5か月です。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

ウネの部分を覆いつくしました。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

 

7月の様子

7月20日の様子です。
ツルを植え付けしてから約2.5か月です。中央の畔まで覆われました。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

 

9月の様子

9月7日の様子です。葉っぱが虫に食われて穴あきになっています。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

 

10月の様子

10月20日の様子です。
定植して(ツルを植えて)、176日が経過しています。
葉っぱの色がやや薄くなった感じなので、収穫する事にします。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

芋掘りの前に、ツルを除去します

10月20日です。芋掘りを始める前に、ツルを除去します。
ツルの除去スタートです。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

中央の畔と黒マルチが出てきました。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

更にツルを刈り取ります。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

刈り取ったツルを別の場所に移動しました。
ツルの量が多いので、ツルボケ気味です。
ツルを埋める場所が無いので45Lのビニール袋に入れて燃えるゴミとして処分しました。
45Lのビニール袋が20袋必要でした。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

いよいよ、芋掘りです

黒マルチの撤去、地面の枯葉やツルを綺麗に除去しました。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

ツルだけになったので、芋掘りします。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

右側畝のイモを掘り上げました。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

左側畝も掘り上げました。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

これが今シーズンの紅はるか収穫の全てです。
紅はるか サツマイモ栽培と収穫

過去収穫実績も含めて、さとっちゃん菜園での品種毎の収穫量比較です。

 

サツマイモ栽培のまとめ

品種毎に、収穫量や大きさが変わります。
ねっとり系で安定した収穫量を目指すならば、シルクスイート・紅はるか をお勧めします。
ほくほく系ならば、紅あずまの収穫量が一番です。

収穫後1か月の熟成期間が経過すると『ねっとりで甘い焼き芋』が楽しめます。

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以上、『サツマイモ栽培 紅はるか 植付けから収穫まで』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。