さとっちゃん菜園です。
露地栽培のミニトマトの実が膨らんできたので、雨よけ屋根を自作します。
もくじ
雨よけ屋根は必要なの?
設置しましょう
雨よけ屋根の必要/不要は、色々な意見があるようです。
さとっちゃん菜園での栽培経験から言うと、有った方が良いです。
いいえ、絶対に必要です。
これは前年に自作した雨よけ屋根です。
この程度でも、実が割れる事はありません。
今年もバージョン2として、新たな雨よけを自作します。
短時間で設置できますよ。
なぜ弾けて裂けるの?
根からの吸水増加・実が濡れる事・太陽光の強さなど様々な影響と言われています。
さとっちゃん菜園で栽培しているミニトマトや中玉トマトは、色付いて収穫間近の実が降雨後かなりの確率で裂けます。
最大の要因は、土壌が濡れる事で急激に根からの吸水が増大すると考えています。
設置タイミング
実が小さくて緑色の頃は、無くてもいいです。
しかし、実が膨らんできて色付き始める頃までには設置しましょう。
色付き始める頃には実はある程度の大きさに育っています。
このタイミングで降雨が続くと、実が弾けて裂けてしまいます。
雨よけ屋根 市販品
市販品もありますが・・・
雨よけ屋根は購入しますか?
大きさにもよりますが、数千円で市販されているので、それらを利用するのがお手軽です。
市販品なので、さすがに立派な形に仕上がっています。
しかし、たかが雨よけにそんなお金をかけるのはもったいない気がします。
DAIM第一ビニールの菜園雨よけセットです(出典元:DAIM様)。
DAIM第一ビニールの菜園雨よけセットワイドです(出典元:DAIM様)。
セキスイの雨よけ栽培キットです(出典元:セキスイ様)。
雨よけ屋根 DIYで自作
準備するもの
アーチ状の園芸支柱は未使用時の保管に場所を取って邪魔なので使用していません。
これは、前年に自作した雨よけ屋根です。
今年は新たに、このような 雨よけ屋根バージョン2 を自作します。
雨よけ屋根バージョン2として準備するものは、次の通りです。
■トンネルパッカー 16mm用
■透明マルチシート(以下ではビニールと記載) 130cm幅
菜園をやっている人でしたら、全て手持ちの資材ですね。
バージョン2では、それらに加えて、以下の資材を準備します。
■鳥よけネットサポート 5個入り
■防鳥ネット 1m x 2m 100円ショップ購入
これらを使うと、ビニールが破れません。
鳥よけネットサポート 5個入り
鳥よけネットサポート は、屋根を作るために準備したものではなく、防鳥ネットを張る際に購入していたものを流用しています。
こんな資材です。
アタッチメント付きなので、園芸支柱の16mmと20mmの両方で使用できます。アタッチメントを取り付けると16mm用になります。
本来の使い方は、防鳥ネットを張る際に使用する資材です。
製品に添付されている説明書で紹介します。
表面です(出典:第一ビニール株式会社)。
裏面です(出典:第一ビニール株式会社)。
本来目的以外にも色々と使えそうな資材です。
雨よけ屋根 製作して設置
雨よけ屋根を設置する前
雨よけ屋根を設置する場所です。
畝に沿って、中央と前後の計3列に園芸支柱があります。
この園芸支柱は、トマト苗の定植時に設置したものです。
雨よけ屋根を設置する事を想定して、予め中央の園芸支柱は、前後の園芸支柱よりやや高くなるように刺しています。
ミニトマト2株と中玉トマト1株を植えています。
鳥よけネットサポートを取り付け
鳥よけネットサポートを中央の園芸支柱に取り付けます。
鳥よけネットサポートを前後の園芸支柱に取り付けます。
中央が前後よりもやや高い位置にあるのがポイントです。
防鳥ネットを取り付け
上面(屋根)部分を補強するために、100円ショップで購入した防鳥ネット(1m x 2m)を鳥よけネットサポートに引っかけます。
鳥よけネットサポートには、防鳥ネットを引っかける突起が有るので、外れません。
補強のための防鳥ネットを取り付けましたが、結果的には無くても大丈夫でした。
透明ビニール張り
ビニールを前後に渡します。
ビニールが外れないように、適切な箇所をパッカーなどで固定します。
以上で、ミニトマトの雨よけ屋根は自作バージョン2 が完成です。
所要時間は30分程度です。
実際の降雨を待って試運転
さっそく、雨が降りましたよ。
中央が盛り上がっているので、上部に水が溜まる事はありません。
雨からしっかり保護できています。
両端(両面)は解放です。強風が吹いてもビニールが吹き飛ばされる事はありません。
垂らす長さは、ビニールの長さで調整可能です。
ここでは、約1mを垂らしています。
カラス・野鳥などから保護するなら、長めに垂らした方がよさそうです。
雨よけ屋根 バージョン2 まとめ
市販品のトマト用の雨よけ屋根を買わなくても、手持ちの園芸資材を活用すれば、雨よけ屋根は簡単に作れます。
ビニールは透明マルチシートを使用しているので、傷んだら安価に取り換え出来ます。
これで、降雨後に裂けてしまうミニトマト・中玉トマトを大幅に減らせますよ。
こちらの雨よけ屋根もご覧ください。
以上、『ミニトマトの雨よけ屋根は自作 バージョン2』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。