さとっちゃん菜園です。
露地栽培のミニトマトに雨よけ屋根を自作して設置します。
もくじ
雨よけ屋根は必要です
設置しましょう
雨よけの屋根について、必要/不要は、色々な意見があるようです。
さとっちゃん菜園での栽培経験から言うと、絶対に必要です。
これは以前に自作した雨よけ屋根(バージョン１)です。
しょぼいですが、この程度でも、実が割れる事はありません。
これも以前に自作した雨よけ屋根(バージョン２)です。
少しウザい感じになってしましましたが、効果は十分です。
今シーズンはバージョン３として、新たな雨よけの屋根を自作します。
基本に戻って、園芸支柱と透明ビニールを使用して、短時間で簡単に設置します。
なぜ割れて裂けるの？
根からの吸水増加・葉や茎からの吸水・実が濡れる事・太陽光の強さなど様々な影響と言われています。
さとっちゃん菜園で栽培しているミニトマトや中玉トマトは、降雨後には、色付いて収穫間近の実がかなりの確率で裂けます。
設置タイミング
実が小さくて緑色の頃は、無くてもいいです。
しかし、実が膨らんできて色付き始める頃までには設置しましょう。
時期的には、梅雨入りする直前辺りがお勧めです。
雨よけ屋根 市販品
市販品もありますが・・・
雨よけ屋根は購入しますか？
大きさにもよりますが、数千円で市販されているので、それらを利用するのがお手軽です。
市販品なので、さすがに立派な形に仕上がっています。
しかし、雨よけにそんなお金をかけるのはもったいない気がします。
DAIM第一ビニールの菜園雨よけセットです(出典元：DAIM様)。
DAIM第一ビニールの菜園雨よけセットワイドです(出典元：DAIM様)。
セキスイの雨よけ栽培キットです(出典元：セキスイ様)。
雨よけ屋根 DIYで自作して設置
準備するもの
アーチ状の園芸支柱は未使用時の保管に場所を取って邪魔なので使用していません。
これは、以前に自作した雨よけ屋根です。
これが、今シーズンに設置する 雨よけ屋根バージョン３ です。
雨よけ屋根バージョン３として準備するものは、次の通りです。
■トンネルパッカー 16mm用
■透明マルチシート(以下ではビニールと記載) 180cm幅 長さ1.5m
■直径16mmの園芸支柱
菜園をやっている人でしたら、全て手持ちの資材ですね。
雨よけ屋根を設置する前
雨よけ屋根を設置する場所です。
内側の２列の園芸支柱は、ミニトマトを2本仕立てで誘引しています。
その園芸支柱の外側に、雨よけ屋根を設置する園芸支柱があります。
すべての園芸支柱は、トマト苗の定植時にあらかじめ設置しています。
ビニールを固定するために、横方向に園芸支柱を渡しています。
サイズが解かるように、スケールを置いています。
屋根中心の高さは1.8m、左右の高さは1.6mにしています。
屋根の幅は0.9mです。
透明ビニール張り
ビニールを左右に渡して、適切な箇所をパッカーで固定しましょう。
屋根中心をパッカーで固定します。
側面や両端もパッカーで固定します。
垂れて側面を覆っている長さは0.25mです。
屋根中心の高さは1.8m位あります。
ミニトマトの背丈が高くなっても、屋根が高いので心配無ありません。
以上で、今シーズンの 雨よけ屋根バージョン３ が完成です。
園芸支柱が設置済ならば、雨よけ屋根づくりは所要時間は30分程度です。
降雨を待って、試運転
設置完了したので、降雨待ちです。設置２日後に雨になりました。
いい感じで雨よけが出来ています。
雨で濡れていません。
今シーズンはこの雨よけ屋根で、トマトの裂果防止します。
ゆるゆるにビニールを張っていると、雨水が溜まってしまいます。
雨よけ屋根 バージョン３ まとめ
市販品のトマト用の雨よけ屋根を買わなくても、手持ちの園芸資材を活用すれば、雨よけ屋根は簡単に作れます。
ビニールは透明マルチシートを使用しているので、傷んだら安価に取り換え出来ます。
これで、降雨後に裂けてしまうミニトマト・中玉トマトを大幅に減らせますよ。
こちらの雨よけ屋根もご覧ください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
埼玉県の南西部で、ガーデニングと畑で菜園をやりながら、これらに関する記事をアップしています。作業途中でのおやつ休憩の情報もあります。
