さとっちゃん菜園です。
ズッキーニが地面を這わずに、上方向に伸びて立体栽培が進行中です。
もくじ
ズッキーニの立体栽培とは?
園芸支柱を使用して、主軸(親ツル)を上方向に誘引します。
今シーズンの立体栽培の様子です。
ズッキーニは地面を這っていないので、シルバーマルチの上には茎(軸)がありません。
■立体栽培の方法
立体栽培している品種
ズッキーニは夏野菜収穫が楽しみな野菜の一つです。
以下の3品種を栽培します。
■ ゼルダ オリーブ
■ ゼルダ ジャッロ
■ ゼルダ パワー
メーカーは全てトキタ種苗です。
ゼルダはウイルス病に強いとの事なので、栽培がしやすくなるのは助かります。
とは言っても、アブラムシ対策はしっかり行って、ウイルス病の予防に努めましょう。
ゼルダ オリーブ
ゼルダ オリーブの特徴
トキタ種苗が販売しているズッキーニです。
薄い緑色が綺麗です。
■特長(トキタ種苗から引用)
・果実は円筒形でライトグリーン色。長さ20cm前後で収穫
・高温期も雌花・雄花バランスよく発生し、着果良好
・生育初期から後半まで草勢が強く安定し、高い収量が期待できる
ゼルダ ジャッロ
ゼルダ ジャッロの特徴
トキタ種苗が販売しているズッキーニです。
黄色が鮮やかです。
■特徴(トキタ種苗から引用)
・果長20cm前後、円筒形で果皮色はつやのある濃い黄色で高品質
・葉柄に刺が少なく収穫作業性容易
・草姿は立性でウイルス病(ZYMV、WMV)に強く、栽培しやすい
・生育初期から草勢が安定し高収量
・肉類との炒め物、煮物等、幅広い料理に利用できる。薄くスライスしてサラダにも利用可能
ゼルダ パワー
ゼルダ パワーの特徴
トキタ種苗が販売しているズッキーニです。
やや濃い緑色です。
■特徴(トキタ種苗から引用)
・草勢が強く安定し、後半まで維持しやすい
・果実形状は筒状で曲がり少なく、秀品率が高い
・節間が短く、倒れにくい。立ち栽培でも初期は支柱不要
・葉柄が短くコンパクトな草姿
・CMV、WMV、ZYMVのモザイク病耐病性。うどんこ病にも強い
園芸支柱に沿って立体栽培
ゼルダ オリーブ
4本の園芸支柱に囲まれて、上方向に伸びています。
園芸支柱の太さは16mm、間隔は14cmの正方形に建てています。
成長に合わせて、下の方の葉っぱは順次切り取っていますので、主軸(中心部分)が良く見えます。
葉っぱを園芸支柱に固定して、伸びる方向をコントロールします。
主軸(中心部分)は硬いので、急に曲げる事はできません。ですから、成長の様子を見ながら中央に来るように位置決めしていく必要があります。
しかし、思った通りにはいきません。ゼルダオリーブは少し手前方向に傾いて伸びています。
真上から見てみると、手前方向に傾いているのが分かります。
誘引をしっかりやって、主軸(中心部分)の傾が修正できればいいなぁと思っています。
ゼルダ ジャッロ
4本の園芸支柱に囲まれて、上方向に伸びています。
園芸支柱の太さは16mm、間隔は14cmの正方形に建てています。
少し左側に傾いていますが、ほぼ真上に伸びてきています。
真上から見てみると、ほぼ真上方向に向かっています。
ゼルダ パワー
4本の園芸支柱に囲まれて、上方向に伸びています。
園芸支柱の太さは16mm、間隔は14cmの正方形に建てています。
ほぼ真上方向に伸びてきています。
下の方の葉っぱは成長に合わせて、順次切り落としています。
真上から見てみると、ほぼ真上方向に向かっています。
下葉除去は重要
立体栽培ではズッキーニが上方向に伸びていくので、葉っぱが上下に重なって混み合ってきます。
収穫果よりも下の葉っぱは、込み具合に応じて除去していきましょう。
病気の発生を抑制し、害虫対策にも効果があります。
下葉除去前です。土際の葉が混み合ってきています。
除去後です。
中央と右側の株は下葉を取り去っています。左側の株はこれから除去します。
この後も、立体栽培と収穫が続きます。
以上、『ズッキーニ立体栽培 真上方向に伸びています』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。