さとっちゃん菜園です。
ズッキーニ立体栽培がうまくできない方は、これを読めばバッチリです。
もくじ
ズッキーニの立体栽培とは?
今シーズンの立体栽培の様子です。この品種は、黄色い実が成るゼルダ ジャッロです。
4本の園芸支柱に沿って、上方向に誘引しているので、ズッキーニは地面を這っていません。
■立体栽培の方法
失敗しないコツとは?
ズッキーニ立体栽培を成功させるためのコツをお教えしましょう。
以下の2つのポイントを実践すればいいだけなのです。
- コツ1
4本の園芸支柱で支える - コツ2
古い葉は茎を残して切り落とす
では、コツの詳細を見ていきましょう。
コツ1:4本の園芸支柱で支える
ズッキーニの立体栽培のコツ1つ目は、主軸を上方向に伸ばすので、園芸支柱が必須です。
コツ1:失敗事例
園芸支柱が1本だったので、うまく誘引できず、斜め方向に向かっています。
レンガで矯正するも、上方向に向かわせるのは困難です。
コツ1:成功事例
園芸支柱は4本使用しましょう。不足するなら3本でも可能です。
12cmの正方形の形に園芸支柱を建てます。
ズッキーニの成長に合わせて、紐で葉っぱの茎を誘引していきます。
軸が真上方向になるような位置に、葉っぱの茎を誘引しましょう。
コツ2:古い葉は茎を残して切り落とす
ズッキーニの立体栽培のコツ2つ目は、古い葉っぱの茎を活用して誘引します。
コツ2:失敗事例
生育に合わせて古い葉は除去するのですが、葉っぱの茎を付け根から切り落としています。
主軸の表面には、収穫後の切り口や葉っぱの茎の切り口だらけです。
そのため、切り口から腐敗して軟腐病(軟腐細菌病)になり易いです。
コツ2:成功事例
ズッキーニは成長に合わせて下葉(古い葉っぱ)を落としながら栽培します。
古い葉っぱを切り落とす時には、茎を残して切り落としましょう。
茎は誘引する際の固定にも役に立ちます。
葉っぱの茎は中空構造です。つまり、茎の中心は穴が開いて空っぽの構造になっているので、雨水が入らないように斜めに切ります。
古い茎は、そのうちに乾燥して干からびてきます。
以上、ズッキーニ立体栽培のコツを紹介しました。
パリーノ ネロの立体栽培
パリーノ ネロ(トキタ種苗)は、緑色の丸ズッキーニです。
主軸先端は50cmを超える高さになっています。
葉っぱの茎は安定した誘引にも寄与します。
パリーノ オリーブの立体栽培
パリーノ オリーブ(トキタ種苗)は、黄緑色の丸ズッキーニです。
主軸先端は60cmを超える高さになっています。
葉っぱの茎を通す位置を考えながら、中央に誘引していきます。
パリーノ ジャッロの立体栽培
パリーノ ジャッロ(トキタ種苗)は、黄色の丸ズッキーニです。
主軸先端高さは40cm位です。
葉っぱの茎を活用すると、紐を減らしても上方向誘引し易いです。
まとめ
さとっちゃん菜園で過去に失敗した経験を元に、ズッキーニ立体栽培のコツを紹介しました。
わずか2つのポイントを実践するだけで、かなりの確率で立体栽培が成功します。
以上、『ズッキーニ立体栽培 失敗しないコツ』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。