さとっちゃん菜園です。
ズッキーニを真上に伸ばす立体栽培の作業を説明します。
もくじ
ズッキーニの立体栽培とは?
立体栽培は、少しの手間で、大きなメリットを得ることができますよ。
4本の園芸支柱を使用して上方向に誘引し、縦方向に伸ばしていきます。
そのため、ズッキーニは地面を這う事はありません。
今シーズンの立体栽培の様子です。種まきしてから72日経過し、主軸の高さはまだ30cm位です。
■立体栽培の方法
ズッキーニ立体栽培の全景
3/15に加温保温して種蒔き、4/13に定植した時の様子です。
定植後9日経過した立体栽培全景
定植後9日が経過した4/22の様子です。
種蒔きしてからは、38日が経過しています。
定植後20日経過した立体栽培全景
定植後20日が経過した5/3の様子です。
種蒔きしてからは、49日が経過しています。
雌花と雄花が咲き始めています。
株の生育を優先させるために、雌花は摘果して除去します。
定植後34日経過した立体栽培全景
定植後34日が経過した5/17の様子です。
種蒔きしてからは、63日が経過しています。
株が大きく生育してきたので、5/10以降は摘果を終了して実を成らせています。
垂れ下がった葉っぱの除去・切り落とし方法
地面に接するように垂れ下がった葉っぱは、病気予防のために切り落とします。
切り落とす時に、葉っぱの茎は必ず残してください。
- 葉っぱの茎は残して、葉っぱの部分のみを切り落とす
→ 葉っぱの茎を主軸の付け根から切ると、株が傷みやすくなります。
→ 葉っぱの茎は、日数が経過すると干からびて、脱落します。
定植後72日経過した立体栽培全景
定植後43日が経過した5/26の様子です。
種蒔きしてからは72日経過しています。
この頃になると葉っぱが大きくなって、1つの株で専有面積が大きくなります。
立体栽培には、直径0.8mの円形のスペースが必要
ズッキーニ立体栽培では、真上に伸ばしていくので、横方向に長いスペースは必要ありません。
立体栽培は葉っぱが360度に拡がるので、円形状のスペースが必要です。
直径が1mの円形スペースを確保するといいでしょう。
そうすると、株間は0.5m+0.5m=1m となってしまいます。
しかし、多少、葉っぱが重なる位であれば、生育や病害虫の影響は少ないと思いますので、さとっちゃん菜園では、株間は0.4m+0.4m=0.8mにしています。
ダークソードの生育状態
果実は円筒形、果皮は濃緑色のダークソードです。
株の高さは30cmになっています。
紐を使って、葉っぱの茎を支柱に誘引しながら、上方向に伸ばしています。
黄まんぼうの生育状態
果実は円筒形、果皮は濃黄色の黄まんぼうです。
株の高さは30cmになっています。
小さな雌花のときから黄色い果実なので、よく目立ちます。
グリーンエッグの生育状態
果実は丸い形状、果皮は黄緑色のグリーン エッグです。
株の高さは40cmになっています。
主軸が少し傾いているようです。
誘引が緩かったようで、支柱の左側に主軸が飛び出しています。
この後は、少しずつ、引き戻して立体栽培の支柱の中心位置に戻していきます。
こういう時は、一気に引っ張ると、主軸がポッキリと折れるので、日数をかけて少しずつ気長に引き戻してください。
ブラックエッグの生育状態
果実は丸い形状、果皮は緑色のブラック エッグです。
株の高さは30cmになっています。
小さな雌花のときから丸いボール状の果実です。
ステラの生育状態
果実は星形、果皮は黄緑色のステラです。
株の高さは25cmになっています。
小さな雌花のときから、星型の断面をした果実です。
ゼルダ ジャッロの生育状態
果実は円筒形、果皮は黄色のゼルダ ジャッロです。
株の高さは25cmになっています。
小さな雌花のときから黄色い果が鮮やかです。
ゼルダ ネロの生育状態
果実は円筒形、果皮は緑色のゼルダ ネロです。
株の高さは25cmになっています。
誘引紐がたくさん見えます。葉っぱの茎とを園芸支柱を誘引紐で固定しています。
ゴールディーの生育状態
果実は丸い形状、果皮は黄色のゴールディーです。
株の高さは30cmになっています。
小さな雌花のときから黄色い果実なので、よく目立ちます。
一番手前の果実が、ピンポン球くらいの大きさになっています。
今後の予定
ズッキーニの主軸が上方向に伸びだしています。
引き続き、立体栽培支柱への誘引が必要です。
更に、肥料散布、病害虫対策などの作業が続きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。