ズッキーニは加温と保温しながら3月に種まきします

ズッキーニを加温保温して育苗

 

ズッキーニを5月下旬から収穫開始するために、まだ寒い3月に種まきします。

3月にズッキーニの種まきするためには?

ゴールデンウイーク前にズッキーニの苗を定植して、5月下旬から収穫する予定です。
そのためには、定植1か月前の3月下旬に種まきする必要があります。
さとっちゃん菜園は東京都に隣接する辺りの埼玉県南部(南中部)に位置しており、3月では発芽に必要な最低土壌温度(28℃前後)に届きません。
よって、3月にズッキーニを発芽させるには、加温と保温ができる環境が必須です。

加温と保温ができる温室が必要です

3月半ばに加温・保温を開始すると、4月半ばに植え付け、5月下旬から収穫が始まります。
加温と保温には、マットヒーターとパネルヒーターでを使用します。
具体的には、こちらの記事になります。

ズッキーニとカボチャを加温保温して育苗

ズッキーニの種まきします

今シーズンは3種類6株のズッキーニ立体栽培を行います。
 1. ゼルダネロ   2株 緑色の品種
 2.  ゼルダオリーブ 2株 黄緑色の品種
 3.  イエローボード 2株 黄色の品種
ズッキーニとカボチャを加温保温して育苗
種まき専用の土を使用して種まきしました。右側2列がズッキーニです。
一つの鉢に3粒をまいています。
左側2列は同時期に種まきしたカボチャです。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

種まきを終えて、加温と保温ができる温室に置きます。
右後方にはパネルヒーター、底面にはマットヒーターを置きます。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

マットヒーターが少し大きいので、曲げで保温効果を高めておきます。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

種まきしていないビニールポットを1つ用意して、温度センサーを刺しておきます。
黒いケーブルのセンサーはマットヒーターの温度コントローラ用です。
白いケーブルのセンサーはデジタル温度計です。。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

日中は日差しが強くて、土壌表面が40℃を超えそうだったので対策します。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

日差しを少し遮るために、手持ちの資材を被せます。
今回は、ポリエチレンでできたシルバーの「藁の代わりシート」を被せました。
程よい強さの光が入って最適です。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

 

ズッキーニの芽が出ています

3月22日に種まきして、5日目(種まきした日を1日目とします)の3月26日には、ここまで芽が伸びています。この時点で、パネルヒーターとマットヒーターの電源は切っています。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

発芽タイミングには多少のばらつきはありますが、手前2鉢のゼルダネロが全く変化ないのが心配です。
ズッキーニを加温保温して育苗

真上から見ると、双葉(子葉)が展開しています。しかし、右橋2鉢のゼルダネロが全く変化ありません。
ズッキーニを加温保温して育苗

同時期に種蒔きしたカボチャも芽が出ています。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

芽が出た後は、日光は取り込みつつ、温室内の温度が上がり過ぎないようにするために、シルバーの「藁の代わりシート」を被せて日差しを調整します。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

 

種まきして7日目

種まきして7日目の3月28日です。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

ゼルダオリーブとイエローボードは生育しています。ゼルダネロはダメそうなので、別の品種を追加で種まきを準備中です。ゼルダネロは5年前に購入したタネだったので、古かったのかもしれません。
ズッキーニを加温保温して育苗

 

パネルヒーターとマットヒーターを撤去

パネルヒーターとマットヒーターは既に役割を終えているので撤去します。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

パネルヒーターとマットヒーターを取り外しました。
これらの資材は綺麗に清掃して次シーズンに使用します。
カボチャとズッキーニを加温保温して育苗

 

まとめ

1鉢から複数の芽が出ているので、生育に合わせて、3本→2本→1本へと間引きしていきます。
4月下旬には定植を予定しています。

以上、『ズッキーニは加温と保温しながら3月に種まきします』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。